同センターの調査では、2010年世界の宗教人口ではイスラム教徒の数は16億人。これは地球全体の人口の23%を占める数。センターは現在の人口動態状況がキープされた場合、イスラム教徒の数は今世紀末までにキリスト教徒の数を上回ると予測している。
こうした状況の理由としてピュー・リサーチ・センターはイスラム教徒の間の出生率の高さおよび現在のイスラム教徒の大半が若年である事実を指摘している。
移民問題は現在、主にイスラム教徒の間で発生している。先日、トランプ大統領が署名した、一連のイスラム教国の国民の入国禁止に関する大統領令は、いくつかのEU諸国の首脳の間で不満の嵐を引き起こしたものの、一連の欧州の政治家には熱く迎えられた。このような反応を受けて、欧州市民自身はどのような立場を保持しているかについて、調査が行われた。