世界アンチ・ドーピング機関(WADA)リーディー委員長は「彼らが書簡を発表しようとしていることは知らなかった。WADAはロシア反ドーピング機関と反ドーピングシステムの復活に関して長期に執拗に作業を行ってきたため、書簡はまさに非生産的なものだった」と語っている。
リーディー委員長は、「これは、マクラーレン氏がロシア反ドーピング機関の会長、連邦保安庁、役人、スポーツマンを含む国家的なドーピングシステムを暴露したという事実から目をそらすもの」との見解を表している。
IOCは先週、公式サイト上にマクラーレン氏の報告書はロシア人選手の罪を証明するには不十分である可能性があるとしたクリストフ・ド・ケッペル事務局長公開書簡を発表した。