軍事費増大に影響した要因として傅氏は、これは、国家安全保障の問題であり、他国への脅威であったり対抗であったりするものではないと強調した。
傅氏は、「米国は、中国が軍事力向上の面で自身の立場を良くしたり、米国を追い抜く可能性があると考えているが、中国は実際には新興国として、この面では米国から大きく遅れを取っている。しかし、国の軍事建築の今後の発展は、われわれの国家と主権の安全保障の必要とするものだ」と述べた。
傅氏は、中国政府は現時点でも、南シナ海における平和と安定を保障するために十分な力と可能性を備えていると付け加えた上で、中国は現存する領有権の主張争いを対話によって解決することに賛成だと強調した。
傅氏は、「地域の情勢の今後の進展は、やはり米国の計画を見る必要があると私は考える」と述べた。