山下ニキータさんは、ソ連時代、国営レコード会社からゴールド・ディスクを出し、地方公演の回数も実に450回以上を数えたあの「ロイヤルナイツ」コーラス・グループの一人。当時のソ連で「ニキータ」を知らない人などもはや存在しなかった。
そんなニキータさんには今でもロシアに熱烈のファンがいて、若者世代からも愛されている。
今年の1月9日、東京新宿で開かれたニキータさんのライブコンサートをスプートニクが取材。年々渋みが増し、お声の魅了が深まるばかりのニキータさんはロシアで日本の歌を、そして日本でロシアの心を歌い続けている。
「僕なんかは、ロシアの歌しか歌わない、といっても過言ではないので、聞いていただける人がいる限り、ずっと歌い続けていきたいと思います。だから、若い人たちにもロシアの歌の良さを伝えたいな、という今の私の希望です。」こう語るニキータさんのお顔は人の心をつなぐ歌の力に輝いている。
ニキータさんより、日本の女性の皆さんへ3月8日のお祝いメッセージ-
「日本の皆様にはこの国際婦人デーに、世の中は激しく押し寄せてくる波にさらされている中でも、とくに希望が叶うこと、愛をまだ見つけていない方なら、きっと見つけて、幸せな一年を送ることを祈っております。そして、女性の皆様に更なるご活躍を期待しております」。