ロイター通信によると、苦情が寄せられたのは「毛皮のコートと網タイツの女性が横になって足を開いた」写真と、「レオタード姿の女性がローラースケートの付いたハイヒールを履き前屈みでスツールにもたれる写真」の2つ。「女性の品位を傷つけている」との苦情が50件寄せられたため、写真の変更が要求されたという。
ARPPによると、「尊厳や品位を傷つけてはならない」という広告業界のルールに違反しているほか、モデルたちが非常にやせていることも懸念要因だという。
なおサンローランはコメントしていない。ロイター通信が報じた。
広告に痩せすぎの女性を起用したイブ・サンローランをめぐるスキャンダルを背景に、健康と美という古くからの問題が再び切実な問題となった。「痩せすぎ」のプロパガンダをどのように思いますか?https://t.co/rzlulRDRwm#フランス #YvesSaintLaurent
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) 9 марта 2017 г.
先の報道では、英国女優エマ・ワトソンさんが雑誌Vanity Fairのインタビュー記事のために撮影した写真が「偽善的」と非難されている。