退陣を求める市民団体と退陣反対派の双方とも、10日はソウルの憲法裁近辺で集会を開く姿勢を示しており、衝突が起きる可能性もある。
朴氏の退陣を求め「ろうそく集会」を開いてきた市民団体は8日、言い渡し前日の9日から、翌日の11日までの連日、ソウル中心部の光化門広場で集会を開くと表明。一方、保守系団体を中心とする罷免反対派も、憲法裁周辺で泊まりがけの集会を続けるとしている。
聯合ニュースによると、警察はソウルの10日の警戒レベルを3段階のうち最高に引き上げ、前後の9日と11日も上から2番目の警戒レベルを維持する。ソウル以外でも連日、警戒を強めるという。