米オレゴン州で開催の米国心臓協会の会合で発表された研究によると、米国人は塩分、脂肪、糖分などを多く含む食品を取り過ぎており、果物、野菜、全粒穀物などは足りていないという。
研究を率いた米ワシントン大学・保健指標評価研究所のアシュカン・アフシン氏は、「ナッツ、野菜、全粒穀物、果実などの健康的な食物の摂取不足と塩やトランス脂肪酸などの不健康な食事成分の取りすぎとの組み合わせは、米国での循環器疾患による死亡の主要原因となっている」と指摘した。
研究を率いた米ワシントン大学・保健指標評価研究所のアシュカン・アフシン氏は、「ナッツ、野菜、全粒穀物、果実などの健康的な食物の摂取不足と塩やトランス脂肪酸などの不健康な食事成分の取りすぎとの組み合わせは、米国での循環器疾患による死亡の主要原因となっている」と指摘した。
なおアフシン氏によると、食習慣を変えることで死を回避できる可能性があるという。
専門家らは、「果物、野菜、ナッツ、豆、全粒穀物、低脂肪乳製品、魚、鶏肉などが豊富な食事を摂取するよう推奨し、脂肪分の多い肉や加工された赤身肉、砂糖入り飲料、塩、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸などは摂取を避けるか摂取量を制限するべき」としている。AFP通信が報じた。