参列したのは秋篠宮ご夫妻、安倍首相ら三権の長、遺族代表ら約950人。地震発生の14時46分から1分間の黙祷を行い、犠牲者の鎮魂を祈り、東北の再生へ誓いを新たにした。
首相は式辞で、被災地のインフラがほぼ復旧し、福島第1原発事故に伴う避難指示も解除が進んでいるとして「復興は新たな段階に入りつつある」と指摘しつつも、依然として12万人以上の避難者がいることに触れ、「心と体のケアや新たな地域社会の形成など、切れ目のない支援に力を注」いでいくと強調した。
今回、天皇皇后両陛下は臨席せず、秋篠宮ご夫妻が初出席した。秋篠宮さまは、「困難な状況にある人々誰もが取り残されることなく、平穏な暮らしを取り戻すことができる日が来ることは、私たち皆の願いです」と述べた。