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サルマン国王は日本で15日まで滞在する。
日本政府関係者によると、サウジ側は王族や関係閣僚、国王の使用人など計千人を超す大規模な訪問団。12日までに約10機の飛行機に分乗して相次いで日本に到着した。サウジ政府筋によると、都内の高級ホテルなど千室以上を予約、移動用のハイヤー約500台を準備したという。
羽田空港に着いた国王は、サウジから事前に持ち込んだ専用のエスカレーター式のタラップを使って降り立った。駐日サウジ大使らに出迎えられ、皇太子さまと笑顔で言葉を交わした。
その後、空港内の貴賓室で、カタールなどサウジ近隣国の駐日大使らも交え歓迎式を開催。VIP専用の駐機場近くには、大使館専用車や高級ハイヤーなど50台以上の車が待機していた。
国王は13日に安倍晋三首相と会談、両者はエネルギーやインフラ、中小企業育成、交流促進など多方面にわたる協力事業を盛り込んだ「日・サウジ・ビジョン2030」を公表する見通しだ。天皇陛下とも昼食を共にする機会がある。