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朴氏は罷免後に12日、公邸からソウル市内の住宅地に位置する住宅に引っ越した。しかし、公邸で飼っていた珍島(チンド)犬9匹を連れなかった。BBCニュースによれば、動物虐待防止に取り組む釜山韓国連盟は、犬を置き去りにしたのは動物愛護法違反にあたるかもしれないと批判。
青瓦台(大統領府)報道官が報じたところによると、朴氏が住み慣れた場所からいきなり離すのは愛犬にとって良くないと理由の一部として挙げたという。「(前大統領は)スタッフに、犬の面倒をよく見て欲しいと頼み、必要ならば良い里親家庭を探してほしいと頼んでいった」と報道官は述べた。
2013年に就任した朴氏は、プレゼントされた珍島犬2匹と青瓦台に引っ越した。この2匹が後に子犬を生んだため、朴氏は数匹を手元に残し、ほかの数匹を里子に出した。珍島犬は人によくなつき、飼い主に忠誠を尽くすことで知られている。