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岸田氏は会談冒頭、トランプ米政権の国務長官が最初のアジア訪問国として日本を選んだことを歓迎。ティラーソン氏は「北朝鮮の核・ミサイル問題対応で2国間や米日韓の協力強化は非常に大事だ」と強調した。
会談で両外相は、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮が、攻撃の能力と意図を持った「新たな段階の脅威」になったとの認識を共有。日米韓が足並みをそろえ、北朝鮮に挑発行動の自制を求めることを確認する。中国に影響力行使を求める方針でも一致するとみられる。
防衛協力の具体化に向け外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)を早期に開催することを確認。具体的な日程についても協議する。
ティラーソン氏は岸田氏との会談後に共同記者会見に臨み、安倍晋三首相とも会談。17日に次の訪問国韓国へ出発する。