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ロシアと日本の2プラス2が初めて開催されたのは2013年11月。しかし、クリミアでの出来事を理由に、この形式は凍結された。2プラス2再開の助けになったのは、昨年行われた露日首脳会談だ。
ロシアのモルグロフ外務次官が述べたところ、注意は主にアジア太平洋地域における「安全保障と協力関係の新たな構造の形成」についての話し合いに割かれる。なぜモスクワが日本との関係「温暖化」の時期に、クリル諸島(北方領土)に派遣している軍備の近代化に踏み切ったかについての「容易ではない話し合い」も待たれている。
プーチン大統領が昨年訪日した際に日露双方が実施に向けての協議で合意した、クリル諸島での共同経済活動問題については、今回は背景に消える。この問題は秋葉剛男外務審議官とモルグロフ外務次官が出席する、3月18日開催の外務次官級協議で詳細に話し合われる。