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24日、ロシアは国連安保理に同決議案を提出。提出の理由となったのはモスルでのテロリストらによる化学兵器使用だった。ライクロフト大使は、国連安保理のメンバー全員が化学兵器の使用を憂慮しており、イラク政府による調査結果を待っていると語った。
こうした一方でライクロフト大使はロシアと中国の決議案に対しては「イラクとシリアでは状況が大きく異なる」と指摘。「イラク政府に対しては、政府が自国民に対して化学兵器を使用したという非難はないが、シリアで国際合同調査団が設立されたのは真犯人を見つける方法はこれより他になかったからだ」と語っている。