スプートニク日本
共同通信によると、米軍は事実関係の調査中。大規模な巻き添え被害が確認されれば、順調に推移していたモスル奪還作戦に重大な影響を及ぼす可能性が出てきた。
同紙が伝えたイラク軍特殊部隊幹部の話によると、問題の空爆があったのは市西部のモスル・ジャディダ地区。建物の屋上に配置されたISの狙撃手を撃退するため、イラク側が要請した有志国による空爆で、建物の地下にいた多数の住民が犠牲となった。イラク側は、住民の存在に気づいていなかった。
モスルを州都とするニナワ州の州評議会は25日、「ダーイシュ」が住民を「人間の盾」としていると主張、イラク軍と有志国連合に対し、人口密集地では注意深く作戦を進めるよう要求した。
先の報道では、国際テロ組織「ダーイシュ」はチェチェン共和国でのロシア国家親衛隊への襲撃事件について犯行声明を表した。