土曜日夜中までに「セウォル」号は、水中から完全に引き揚げられ、木浦港に送られる前の準備作業のため、半分水中に沈んだ形の運搬用特別船に載せられた。2日から4日間、専門家らは特に、船体から燃料の残りや海水をくみ出す作業を行う。運搬船は「セウォル」号を、29日の水曜日に運ぶことになると見られている。
新聞の記事の中では「船が損傷を受けた原因の一つとして、潜水艦あるいは水中の物体との衝突が挙げられていたが、船体は錆に覆われ、多くの傷がついていたものの、何かに衝突した痕跡は認められなかった」と述べられている。