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ニューヨーク・タイムズは、昨年末のポーランドの銀行およそ20行へのサイバー攻撃を調査した際に得られた IPアドレスのリストを専門家から入手した。リストには、ロシア、ベネズエラ、メキシコ、チリ、チェコの中央銀行や、米国、メキシコ、ウルグアイ、その他の国の民間銀行が記載されている。
ハッカーらは、ポーランド中央銀行のホームページを攻撃した。ユーザーが IPアドレスのリストに掲載されている銀行のホームページにアクセスした場合、ユーザーのコンピューターでは有害なマルウェアのダウンロードが始まる。
ハッカーらが、ポーランドの銀行やその他の金融機関からお金を盗もうとしたのは明らかだ。なお調査関係者らによると、サイバー攻撃は直ちに撃退され、口座から資金がなくなるのを防ぐことに成功したという。