北朝鮮は2006年から数えて6回目となる新たな核実験を4月に行う可能性がある。韓国の聯合通信が中国外交筋の情報を基に報じた。
情報筋は、「北朝鮮が追加の核実験を行う可能性が存在する。一方、これが(4月初旬の)米中首脳会談と金日成の誕生日(4月15日)の間に行われると確証を持って話すことはできない。実験は人民軍創設記念日(4月25日)に行われる可能性もある」と強調した。
情報筋はまた、「強い懸念を引き起こすのは、北朝鮮が発射場の2箇所の坑道で同時に地上作業を行っているという情報だ」とした上で、「核実験の際にこの坑道が同時、もしくはわずかな時間差で使われるのかを特定し、使用される核物質の種類を特定するための詳細な分析が不可欠だ」と付け加えた。
なおお先に、聯合ニュースが北朝鮮は新たな核実験の準備を終えたと報じた。