スプートニク日本
ラブロフ外相は「もちろん我々には朝鮮半島で起こっていることに関して懸念するものがある。なぜならそれは我々の極東の国境近くの危険な軍事的エスカレーションに関するものだからだ」と指摘した。
またラブロフ外相は「ロシアと共通の境界を有する北朝鮮は、その核ポテンシャルを根気よく高め、絶えずミサイルを発射し、核実験を行っており、我々は断固としてそれに反対している」と述べた。
ラブロフ外相は、ロシアが危険な軍事活動を非難する国連安全保障理事会の一連の決議を支持し、北朝鮮に核プログラムを放棄させることを目的とした国連の対北朝鮮制裁の発動を支持したことにも言及した。また外相は「なお我々はこれらの制限が北朝鮮に住む人々に悪影響を及ぼしてはならないということに立脚している」と強調した。
先の報道によると、北朝鮮は2006年から数えて6回目となる新たな核実験を4月に行う可能性がある。