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恐怖心を起させる「黙示録的な雲」は、審判の日あるいはエイリアンの襲来を連想させるため、昔から大勢の人々を怖がらせてきた。
最近までこの雲は気象学者らによってほとんど研究されず、説明されることもなかった。
だが今から9年前、Cloud Appreciation Societyの設立者で英国人作家のギャヴィン・プレイター=ピニー氏が、この雲に真剣に興味を抱き、雲を「undulatus asperatus(アスペラトゥス波状雲)」と名付け、一般的な分類に含めるよう提案した。そして8年後、願いがかなった。この雲はインターナショナル・クラウド・アトラスの改訂版では「asperitas」(ラテン語で「荒々しさ」を意味する)と名付けられている。
The Vergeによると、インターナショナル・クラウド・アトラスに新種の雲が加えられるのは50年以上ぶりだという。