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記者団はペンス副大統領がツィッターに掲載した写真に女性が一人もいないことに注目した。討論では母親支援、妊婦や新生児支援について取り上げられていただけにこれはおかしな光景といえる。
マスコミはこれと類似した写真が過去にあったことを指摘。堕胎費用の国家予算からの補助を廃止する大統領令にトランプ氏が署名した際も同じ光景だった。同大統領令は女性の関心に直接的に関係するものであるにもかかわらず、署名場面に列席していたのは全員男性。
ニューヨークタイムズ紙のジル・フィリポヴィチ記者はこうした写真に対する「不吉な」セオリーを発表。「トランプ氏の『米国を再び偉大な国に』というスローガンは白人男性が支配する時代に戻ろうという明確な意図の現われではないか」と書いている。