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カルマパは「結婚の決心が自分ばかりか系統にも良い影響を与えると心の底から強く思っている。われわれ全員のために美しいもの、有益なものが出来する」と語った。
婚約相手は、ブータン出身の子供時代からの友人の女性(36)。
ダライ・ラマ14世がカルマパ16世をカギュ派全体の管長として任命し、カルマパ16世が死亡した後、ドルジェはカルマパ17世として認定された。しかし、カギュ派の支派などが分立を要求しているのもあり、カギュ派全体の管長は任命されていない。
導師は結婚にも関わらず、「ブッダの活動を執り行う人」を意味し、チベット仏教最古の転生系統の指導者であるカルマパとしての活動は続けていくと表明。
なお、今回のケースはカルマパが結婚した初めてのケースではない。