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3町村には事故の前に2万2千人が暮らしていた。
3町村は除染作業が完了したため、住民に帰宅が許可されたが、現段階で帰宅の構えを表しているのはわずか1300人。
3町村に続いて翌日4月1日には富岡町の大部分で避難指示が解除される。富岡町は町のほとんどの面積が汚染され、居住が禁止されていたものの、その3分の1にあたる370平方キロを残して除染が終わった。
一方で福島県では7万7千人を超す市民が住みなれた家への帰宅が許可されない、または帰宅を望まない状況が続いている。そうした市民のほとんどが子どもへの放射能の影響を懸念しており、この間に得た新たな就職先や通い始めた学校を離れることを望んでいない。