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小さな町、グブキンスキーの通りで男が「知り合い」のクマに会った。この両者の喜びようを見ると知り合いであるとしか思えない。ふたりは背中を叩きあい、抱き合い、しまいには男はクマの背中に金太郎のように乗っかる始末。クマは嫌がる様子もない。
これに対するSNS上の反応は割れている。男性の物怖じしない様子に感動する人、自分だけでなくまわりの人の命にもリスキーな行動だと批判する人、クマに対する嘲笑行為だとやじる人とさまざまだ。
喧々諤々の見解の出し合いの後に明らかになったところでは、これは3月30日、グブキンスキー市に興行に来たペルミ・サーカスのクマで、調教師が外の空気を吸いに連れ出していた場面だった。こんなPRの行われた後ではサーカスは満員御礼だったことを付け加えておこう。