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研究は客観的な症状ではなく、病気が心理的にどう受け止められるかを調べたもの。
米国人研究者らが観察対象として選んだのは18歳から55歳までの159人の被験者。これらにライノウイルスを原因とする風邪に感染させ、5日間にわたってホテルに監禁しその身体的、心理的状態を観察した。
その結果、風邪にかかるかどうかはその人が孤独な状態にあるかどうかによるものではなく、人付き合いを盛んに行う人よりも自分が見捨てられたと感じる人のほうが病気の症状が悪化することがわかった。
先の報道によると、 研究者が、精神的なストレスの人体への影響についての長く広まっている見解を裏付けた。