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現地報道によると、警察は改憲に反対する野党の本部を捜索し、関係者にゴム弾を発射。男性が頭に弾を受けて死亡した。検察は1日、発砲した警官1人を拘束したと明らかにした。
採決は上院の議場ではない非公開の特別会合の場で行われ、反対派は違法だと主張している。改正案は下院での可決も確実視されているが、騒ぎを受け、1日に予定されていた審議は延期された。
クーデターによる軍事政権の長期独裁を経験した中南米諸国では、パラグアイのように大統領の再選を禁じている国が多い。再選を可能にしたいカルテス大統領に対して、野党や市民の多くは民主主義の弱体化につながるとして反対している。共同通信が報じた。