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ガスプロムによると、「2017年3月1日から31日までガスプロム社の外国パートナーへの供給は前年同期比3.3%(4億9600万立方メートル)増加した」と述べられている。
なお一部の国への輸出が著しく増え、トルコへのガスの輸出量は前年比50%以上増加した。ガスパイプライン「トルコ・ストリーム」でロシア産ガスを受け取ることができるようになる国々の需要も勢いよく伸びている。トルコへの輸出は51%、セルビアへは37.6%、ブルガリアへは19.4%増加した。
対象国におけるロシア産ガスの需要増加は、プロジェクト「ノース・ストリーム2」とも関連している。オーストリアへの輸出は67.9%、ドイツへは20.3%、フランスへは15%、ハンガリーへは32%増加した。
ガスプロムは昨年、旧ソ連諸国以外の国々へのガス供給を12.5%(1793億立方メートル超)増やした。英国、ポーランド、オランダ、デンマーク、オーストリア、ルーマニア、クロアチアが良好な伸びを支えた。
先の報道によると、「ガスプロム」は、日本へのパイプライン敷設問題を詳細に検討している。