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またポシェネコ次長検事は、管制官を取り調べるための公式要請をロシアに送る意向だと述べた。
カチンスキ大統領などを乗せたポーランドのツポレフ154M型機101号は、2010年4月10日にロシアのスモレンスク郊外で墜落し、大統領やポーランド軍司令官、社会活動家、政治家などを含む乗客88人、乗員8人が死亡した。
事故の調査ではフライトレコーダーが解析され、パイロットらはスモレンスクへの着陸を命じたポーランドの役人たちに反対したものの、ポーランド指導部は自分たちの主張を押し通したことが分かった。また事故直前までコックピットに部外者がいたという説の証拠も得られた。特に航空機の乗組員に圧力をかけたポーランド空軍のブラシク司令官の声が確認された。ポーランドのレフ・ヴァウェンサ元大統領は、航空機墜落事故でカチンスキ大統領とその兄のヤロスワフ・カチンスキ氏を非難した。