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ゴッテメラー氏は「カリーニングラード州がロシアの領土であることについて誰も反論していない。だがミサイルシステム『イスカンデル』の配備は、軍事化と空域管理強化の傾向の証拠だ。ロシアの隣国の多くのNATO加盟国が、これを自国の安全保障にとっての脅威とみなしている」と述べた。
先にロシア国防省は、移動式ミサイルシステム「イスカンデル」をカリーニングラード州に移動させたというマスコミ報道を確認した。
なおロシアは、NATOに加盟国するいずれかの国を攻撃するつもりはないと繰り返し強調している。だがラヴロフ露外相によると、NATOはこれをとてもよく理解しているものの、ロシアの国境近くにさらに多くの兵器類や大隊を配備するための口実として利用している。