スプートニク日本
4日、ロシア連邦捜査委員会は、ソロヴィヨフ首長が多額の賄賂を受け取ったとする疑いで、刑事事件として捜査を開始した。
調査によると、ソロヴィヨフ首長は2014年から2016年に橋の建設業者から1億3900万ルーブルを受け取ったほか、営利組織の270万ルーブル相当の株を手に入れた可能性もあるという。
調査担当者らは、その見返りとしてソロヴィヨフ首長は連邦予算および地域予算から作業に対する特別の支払いを提供し、さらに地質調査、探査、砂や砂砂利を採取するためのライセンスを供与しなければならなかったとの見方を示している。
ソロヴィヨフ首長はモスクワへ護送された。捜査委員会は近いうちにも正式に告訴する方針。
ソロヴィヨフ首長は2014年2月にウドムルト共和国の首長となった。なお、今のところ誰が同共和国の首長を務めるかは伝えられていない。