スプートニク日本
ヴァカルチュクさんは音楽グループ「エリザの海」のリーダー。
「ピーチェル(サンクトペテルブルクの愛称)から無残なニュース…。地下鉄爆破による遺族のみなさんに心から哀悼の意を表します。」ヴァカルチュクさんは自身のツィッターにこう書き込んだ。
Ужасная новость из Питера… Искренние соболезнования семьям погибшим от взрыва в метро!
— Svyatoslav Vakarchuk (@s_vakarchuk) 3 апреля 2017 г.
ウクライナ人ユーザーのなかにはヴァカルチュクさんのこのメッセージに対して、「攻撃を行う国」に同情する発言としてこれを激しく非難し、侮辱的発言をツィートする人たちが現れた。またヴァカルチュクさんがツィートのメッセージをロシア語で書いたこともこうした人たちの不快感を呼んだ。
こうした一方で反対にヴァカルチュクさんの擁護に回るSNSユーザーも出てきた。こうした人々は「非難」には同調せず、政治情勢に拠ることなく、人間としてあり続けねばならないとして支持を表している。