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トロント大学の研究グループは3つの調査を行い、性行為の頻度と気分の良さの相互関係を解明しようと努めた。1度目の調査には74組のペアが、2度目、3度目の調査には164組が参加した。この調査結果から研究者らはセックスの与えるポジティブな効果で1番重要なことはこれが相手への親近感を増し、従属性を深めることにあるという帰結に達した。
このためにはセックスの頻度は重要で、1週間に1度セックスを行っているペアは月1度の頻度のペアよりも幸福感が強かった。ところがその反面、毎日セックスしているというペアからは幸福感は感じられず、回数を無駄に多くしても幸福な気持ちにはなれないことも明らかにされた。金銭が幸福感にどう影響しているかについては、今回の研究では適度な頻度の心地よい性行為に好条件を生み出しているものの、家庭の幸せにはそれほど重要な要素ではないという帰結に達している。
先の報道によると、家族心理学者 が、人々はなぜセックスをしたくないのか、その主な理由を挙げた。