スプートニク日本
オハイオ州大学、イースト・ケンタッキー大学はあわせて755人のボランティアを参加させ、2つの個別の実験を実施。その全員に人材管理のマネージャー役をやってもらい、ミスを犯した仮定的、実際の両方の社員らの謝ぶりを評価させた。
研究者らは実験で得られた結果を分析し、理想的な謝罪に何が含まれていなければならないのか、その要素を次のように挙げている。
理想的な謝罪で一番大事なのはそれを悪かったと思う後悔が表明されていること。2番目にはミスを犯してしまった本人がそのミスを説明すること。3番目はミスの責任をとること。4番目はミスを自分のほうから認めること。5番目は状況を自力でどう改善しようとするのか、その提案を行うこと。最後の6番目は許しを乞うこと。
調査を率いたロイ・レシツキー氏はまた、実験の過程で被験者らは単に謝罪文を読み上げたが、実際の場面で重要な鍵を握るのは心のこもった声や身振りなど目に見える形でのコンタクトだと指摘している。
先の報道によると、米国の研究者らが猫は本当は人間をどう思っているかを研究した。