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IPhoneの新型発表は長年にわたって9月を回ることはなかった。たとえば去年の iPhone 7 の発表も9月7日には行われ、発売開始も同月の16日だった。
CNBCの報道によれば、これまでは Apple の新作生産は9月までには開始されてきたが、今年は中国の「エコノミック・デイリーニュース」紙の報道によれば、今年は有機エレクトロルミネッセンス(OLEDパネル)に移行するにあたって生じた技術的問題が理由で10月ないしは11月までは販売はできない。
Apple社にとってのOLEDパネルの主たるサプライヤーは韓国のSamsung。Samsungは今年末までに7千枚の供給を行わねばならないが、生産能力が追いつかず、OLEDパネルとフロントカメラの必要な生産台数を確保できる状態にない。
通常、IPhoneのティーザー広告は4月には出されていたが、今年はネット上に出現していないため、生産自体がまだ開始されていないものと思われている。
先の報道によると、米国特許商標庁は、iPhone製造の際に液体金属を用いるというアップルの計画を明かす書類を公開した。