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なお2055年から2060年までにその差はさらに開いて600万人に達する可能性があるという。
また無心論者の数も減少すると指摘されている。だがいずれにせよ今後もキリスト教徒の数がイスラム教徒を上回るという。2010年から2015年にかけての世界の出生数に占めるイスラム教徒の割合は31%だった。
なお学者たちは、キリスト教徒の人口はまだ増え続けているが、その増加率は大幅に鈍化していると指摘している。近年、世界の出生数に占めるキリスト教徒は33パーセントで、2015年の世界人口に占めるキリスト教徒の割合(31%)をわずかに上回る程度となっている。
インディペンデント紙によると、現在70億人超の世界人口の3分の1がキリスト教徒でトップ、2位はイスラム教徒、無心論者は16パーセントだという。
先の報道によると、国際連合アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の新たな報告書では、アジア太平洋地域の10人に1人にあたる4億人以上が、極度の貧困状態の中で暮らしていると述べられている。