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同惑星は、地球からわずか39光年の位置にある赤色矮星「GJ 1132」の周りを公転している。同惑星の質量は、地球の1.5倍。
「GJ 1132b 」は、液体の水が惑星表面にある、いわゆるハビタブルゾーン(生命居住可能領域)。惑星自身はおそらく、1つの巨大な海洋であるかもしれない。惑星大気中の多量の水蒸気とメタンがそれを示唆している。
同惑星と地球の大気が似ていることから、研究者らは同惑星を「地球のいとこ」と呼んでいる。しかし、生命体発見は叶わないだろう。惑星学者の計算によると、惑星表面の温度は摂氏100度から300度。生命体が簡単に発達できる環境ではない。
とにかく、論文の共著者ジョン・サウスワース氏が強く主張するように、このような大気の発見は地球の双子捜索にとってよい知らせだ。
それより前にNASAの望遠鏡が生命が生息すると思われる地球の「姉妹」級の7つの星を発見したと報じられた。