スプートニク日本
BBCニュースが5日、「世界の樹木研究」の結果を基にブラジルは樹木種類が最も多い国で、総計8715種に及ぶと報じた。北極及び南極地域には樹木がなく、北アメリカ大陸の北極に近い地域では樹木種類が最も少なく、1400種に満たないとも伝えた。
さらに、同研究によれば、58%の樹木種類が1か国でしか見られないという。また、およそ300の樹木種類が極度な絶滅危惧種にリストされ、それらは自然環境の中で1種類につき平均50本以下しか生存しないという。
BGCIのポール・スミス事務局長は「この研究は樹木種類の地理的位置を提供しており、樹木種類の保護に役立つだろう」と述べた。
BGCIは「これは動態的な樹木種類のリストで、更新され続け、命名され新たに発見された樹木種類にリストされており、毎年約2000種類がリストに加えられている」と伝えた。