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ロシアの複数のマスコミ報道によれば、副司令官は、次に様に述べた-「我々は、毎年、地対空ミサイルシステムS-400を5基ずつと新型レーダー・サイトを受け取っている。こうした供給テンポに満足しているが、発展はさらに続いており、我々と工場側は、その場にとどまってはいない。テンポを加速させながら、最新型のS₋500が開発されている。近くそれは、対空防衛部隊の装備に加えられるだろう。」
新型ミサイルの戦術技術的データは、公開されていないが、先に明らかになったところでは「プロメテイ」の攻撃半径は600キロで、毎秒7キロのスピードで飛行する超音速弾道標的を同時に10発まで撃ち落とす能力を持つ。
「プロメテイ」が超音速迎撃ミサイルを装備していることも、その主な特徴になる。おまけに、ミサイルは直撃により破壊するので弾頭がない。そして、そうした事に劣らず、さらにもう一つ重要な要素は、S-500を現在S-300やS-400からなる統一対空防衛システムに統合する事ができるという点である。