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イドリブで起きた化学兵器攻撃について、ルエダース氏は「マスコミは、状況を詳しく調査せず、攻撃の責任をシリア政府軍に負わせることを急いだ」と指摘する一方。次のようにコメントした-
「こうした出来事は『他の旗の下での』作戦である可能性もある。すべてのことは、もし望むならば明らかにできるが、その時は当然、敵の形象が崩れてしまう。もはや単純に、これらは正義の味方で、あちらは悪者などと言えなくなってしまう。
敵のイメージ作りを助けているのは、攻撃の際に被災したとされる、子供を含めた一般住民の写真だ。 シリアの子供達に起きていることは、恐ろしいの一言に尽きるが、我々、欧州人の税金で運営されている何とも疑わしいメディアセンターが、イスラムの聖戦を掲げるグループに利用され、彼らが、まず何よりも自由を目指す戦士として伝えられていることは、卑劣である。
ドイツの雑誌の中で、こうした事を述べているものは一つもない。これでは彼らにとって重要なのは、詳しく調査する事ではなく、敵のイメージを維持する事なのではないかとの印象を持ってしまう。」