スプートニク日本
アディダスが用いている技術は、紫外線を使って液体樹脂を固めるContinuous Liquid Interface Production (CLIP)。この方法は従来の3Dプリントよりも高速で、最終的に製品はより頑丈かつ柔軟性のあるものとなる。
アディダスはユーチューブに公開した動画で、3Dプリントを用いてスニーカーをつくるメリットは、個々の足のニーズに合わせられるようになることだと指摘している。その人の体重や足の構造の物理パラメータに従って特別な靴底をつくることが可能となる。
アディダスと提携するCarbon社は、ロボットТ-1000が液体金属で自らを再生する映画「ターミネーター」からインスピレーションを得たという。
なお大量生産されるFuturecraft 4Dはプレミアム価格で販売されるというが、その価格は今のところ不明。
今年中に5000足のFuturecraft 4Dがリリースされ、2018年末までに10万足が作成される計画。