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ロシア・モスクワ大学の研究チームが、がん対策のための根本的に新しいナノ粒子使用方法を開発した。RIAノーボスチが報じた。チームは実質的にがん細胞キラー作成に成功。ナノ粒子が、細胞の自殺プログラム、アポトーシスを直接起動させる特別なセットの分子をがん細胞に届けるのだ。
ナノ粒子は脂質とタンパク質からできており、様々なタイプのがん細胞で実験された。チームのデータによると、ナノ粒子は「一般」がん細胞だけでなく、化学療法や他のがん治療が効かないガンをも殲滅した。
近いうちにチームは、動物やヒトの体内に注入した際、いかにがん治療に適合できるかを解明する方針だ。