スプートニク日本
オリーブオイルには、過剰摂取の際に動物性脂肪が体に与える悪影響を減らす抗酸化物質、ヒドロキシチロソールが含まれている。この物質はマウスの肝臓や心臓、脳に好影響を与えた。
サンティアゴにあるチリ大学のロドリゴ・バレンズエラ氏は、「我々の実験は、この物質が、ハイカロリーで脂っこいエサを食べているマウスの肝臓の損傷や脂肪肝疾患の進行を防いだ」と述べた。
研究によると、脂質がカロリーの60%以上のエサにごくわずかでも抗酸化物質を加えることで、マウスの容体を安定させ、明らかに体調を向上させた。
チームによると、抗酸化物質は人体にも影響を及ぼす可能性があるが、ヒトにとって安全な分量はまだ特定されていない。
先の報道によると、油性魚を週にわずか2匹食べることで、ファーストフードやその他の不健康な食べ物が身体に及ぼす害をなくすことができる。