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「我々は互いの合法的関心を考慮する建設的かつ同等な対話、協力への構えを再三にわたって確認してきた。これは我々の一貫した路線であり、それは一時だけの流れに作用されるではなく、国際法のみを土台にして形成されている。」ラブロフ外相はこう語った。
ラブロフ外相はまた、ティラーソン米国務長官のモスクワ訪問はよいタイミングで行われたと指摘し、これは相互関係の将来性を明らかにするよい機会だと強調した。ラブロフ外相はまた、ロシアには米国の立場およびトランプ政権の実際の意図を理解することが重要と強調している。
これに対してティラーソン国務長官は、「 互いに異なる視点があるものの、米国側はラブロフ外相との会談が それらの距離を縮め、視点と立場を説明、表現する可能性を提供 する」ものとなるとの期待を表した。
ティラーソン長官はモスクワ入りしており、12日にラブロフ外相と会談を行う。両外相はシリア、リビア、朝鮮民主主義人民共和国、ウクライナ問題のほか、ロシア外務省のいう「現在、冷戦終了以来、最も複雑な時期にある」両国関係について話し合うものと見られている。