スプートニク日本
ラブロフ外相とティラーソン国務長官の姿を目にした記者たちは、主にシリアに関するロシアの立場について大声で質問を投げかけ始めた。
女性記者の1人が「シリア政府を支持しているのは本当ですか?昨日のホワイトハウスの声明にはどのようにコメントしますか?」と質問し、他の記者たちも同じように質問し始めた。
これを受けてラブロフ外相は「あなた方はどんな教育を受けたのですか?誰にマナーを教わったんですか?」と問いかけた。
その後、ラブロフ外相は歓迎の言葉を述べ、ティラーソン氏に発言の場を譲った。
しばらくしてからラブロフ外相は記者団に「さて、では大声で叫んでもいいですよ」と述べた。
なお、記者たちはラブロフ外相の皮肉を理解できず、再び大声で質問を投げかけた。
これより前、ラブロフ外相は、ティラーソン米国務長官のモスクワ訪問はよいタイミングで行われたと指摘し、これは相互関係の将来性を明らかにするよい機会だと強調した。