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横浜銀行は同日、児玉さんが同行の人財部主任人事役だったとした上で「現時点では心の整理がつかない状態。事情を察して、そっとしていただきたい」との遺族コメントを発表した。
高齢の男性は、免許証から川崎市の77歳とみられる。川崎署は身元の特定を進めるとともに、認知機能が低下していなかったかどうかを捜査。2人が踏切に入った詳しい経緯も調べている。
署によると、監視カメラの映像では、高齢の男性は駅前でタクシーを降りた後、踏切に歩いて近づき、手前でいったん十数秒ほど立ち止まった。警報灯が光り始めてから踏切内に立ち入り、再び止まっていると遮断機が下りた。その後、児玉さんとみられる男性が遮断機を持ち上げて入っていく様子が写っていた。
事故は15日午前9時10分ごろ発生。2人は京成高砂発三崎口行きの快特にはねられた。