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同紙によると、米国防総省は北朝鮮の非核化を進めるよう圧力をかける戦略を探している。マティス国防長官はすでにこの件を議会に報告、しかし、軍はミサイル実験介入をまだ決定していない。
また、韓国配備予定のTHAADミサイルではなく、イージス艦でミサイル撃墜を検討している。
その他、米軍は日本に自国のミサイル防衛能力を使用するよう説得する可能性もある。
専門家や元高官の意見では、北朝鮮のミサイル実験中の撃墜は米国が制御不能なエスカレーションを引き起こすリスクがあり、日韓といった米国の同盟国に破壊的な結果をもたらすリスクもある。
先にCNNが米国防総省筋を基に報じたところ、同省は2017年5月、太平洋海域でイランか北朝鮮のミサイル撃墜の演習を2度行う方向で調整している。演習では性能の上がったMDシステムを軍艦から発射する。これらのミサイル設計プログラムは、北朝鮮からの中距離ミサイル撃墜に向けられている。
オバマ前政権のアジア担当国防長官であるアブラハム・デンマーク氏は、金正日党委員長が撃墜をどのように解するか推測できないとの懸念を示している。