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盗難事件が発生したのは17日深夜、佐渡市の相川郷土博物館。同博物館は昔盛んだった佐渡島の金鉱山の歴史を紹介している。
強盗は博物館のガラスの展示ケースを割り、金の延べ棒のレプリカ5枚を盗んだが、隣に展示されていた本物の銀の延べ棒や大型の金鉱石のほうは泥棒の興味を惹かなかったらしい。泥棒はそれぞれの重さが1キロの「金」の延べ棒を盗み、30キロもの重さの純銀と金鉱石には手をつけずに立ち去っている。
泥棒がお気に召した「金」の延べ棒は佐渡の金鉱山で最後に採られた本物の延べ棒そっくりに作られていた。