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それは、初の砕氷艦「イワン・パパーニン」だ。主な任務となるのは、ロシア北方の国境のパトロール、氷を通っての他の艦体の護衛。必要に応じて、曳船としても活動可能。
新たな砕氷艦について明らかになっていることは多くない。公式に発表されているのは、1.5メートルまでの氷を砕くことができるということのみ。ロシア国防省の同艦の写真からすると、砲台を搭載し、ヘリコプター用ランディングパッドと格納庫を有する。同艦にはさらにミサイルシステムも搭載される可能性があるとの見解もある。
ロシア海軍は合計で2隻の艦体を注文した。2020年までに引き渡される予定だ。
世界でもこのような艦体は非常に少ない。例えばノルウェー海軍にはスヴァールバル砕氷哨戒艦があるが、武装は非常に控えめで、小口径砲とヘリコプターしかない。