露専門家「北朝鮮は2020年までに米国本土攻撃用ミサイル製造が可能」

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核カタストロフィ阻止に向けたルクセンブルク国際フォーラム組織委員会議長で、ロシア連邦国防省第4中央科学調査研究所の元所長、ウラジーミル・ドヴォルキン氏は「北朝鮮は、米国本土を脅威にさらす核弾頭付き大陸間弾道ミサイルを恐らく2020年までには製造できる、ミサイル技術をもつ」と述べた。

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木曜日ドヴォルキン氏は、モスクワで催された自著「核軍備コントロールにおける危機の阻止と破滅的テロリズム」のプレゼンテーションで発言し、記者団に次のように述べた-

「2020年までに北朝鮮が米国を核攻撃する現実的な見通しについて言えば、北朝鮮が長距離ミサイル用の弾頭を製造する事は、理論上は可能である。ただ現在存在するミサイル到達の確実性の問題は、解決されないだろう。」

ドヴォルキン氏は、2020年までに北朝鮮は米国を核攻撃可能になるというホワイトハウス・スポークスマンの声明に対し、このようにコメントした。

ドヴォルキン氏はまた、北朝鮮で行われているミサイル及び核実験について「疑いなく進歩が見られる」と指摘し、次のように付け加えた-

「手元にある証拠では、北朝鮮は、今のところ核兵器を持っていないが、もし緊急措置が講じられず、国連安保理事会決議が紙上のものに過ぎないままであれば、そうした兵器が製造される可能性がある。」

先の報道によると、米軍は北朝鮮のミサイル実験中に、撃ち落とすことを検討している

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