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北朝鮮北東部豊渓里(プンゲリ)の核実験場で核実験実施の活発な準備の兆候が見られた。専門家は新たな衛星写真を分析して、6回目の核実験は指導部の命令を受けたいかなる時点でも実行される可能性がある。
同紙によると、核実験敢行の確率が最も高いのは、4月25日から5月9日にかけて。25日には北朝鮮は挑戦人民軍の創立85周年を祝い、5月9日には韓国大統領選挙の投票が行われるためだ。
北朝鮮は、2005年に自ら核保有国であることを発表した。北朝鮮は2006年、2009年、2013年に地下核実験を実施し、国際社会から強い抗議を呼んだ。
国連安保理は北朝鮮による核実験を受け、北朝鮮に対して核分野における活動の停止を求める一連の決議を採択した。決議第1718号および第1874号では、制裁の他に、北朝鮮に核実験や弾道ミサイルの発射を実施しないことや、朝鮮半島の非核化に関する協議への復帰も要求されている。
先の報道では、韓国は朝鮮民主主義人民共和国の砲撃陣地を探査する改良型移動式レーダーを生み出した。