スプートニク日本
手入れが行き届いている白い犬は、悲しみを表現しているようにも見えた。この「チェリャービンスクのハチ公」は、遠吠えをし、飼い主の帰りを待っていた。
あるネットユーザーは「最近葬られたばかりの墓に、きれいな犬が今も寝そべっている。大勢の人が犬にエサを与えようとした。墓から離れた場所に犬を連れて行こうとした人もいた。だが犬は動かなかった。ただぼんやりと前足に頭をのせて待っていた。飼い主が戻ってくるのを待っていた。どうして大切な人は犬のもとから去ってしまったのだろう。どうして犬をひとり残していってしまったのだろう」と投稿した。
Челябинский Хатико: собака несколько дней провела на могиле своего хозяина, отказываясь есть и уходить. Ее все-таки удалось забрать в приют pic.twitter.com/ZmISrWjcGm
— НТВ (@ntvru) 26 апреля 2017 г.
犬を心配する人々が、動物愛護者たちに助けを求め、犬は動物の保護施設に引き取られた。犬は墓から連れていかれることが分かった時、興奮して逃げようとしたという。
犬は現在、しっかり世話をしてもらえる保護施設にいる。
先に「スプートニク」は、飼い主が死亡した事故現場で12年間も飼い主を待ち続けた犬について報じた。